基本的なデータ構造の一つであるキューについて、図を用いて説明していきます。
スタックとの比較も最後に解説します!
キュー(Queue)とは
キューとは、「一端が入口で、もう一端が出口となっているリスト」のことを指します!
別名「FIFO(First-In First-Out)」とも呼ばれます。
一言で説明するならば、
一番最初に入れたものが一番最初に取り出すことのできる構造
と言えます。
キューの意味は列、順番を待つ人の列を指します。
キューの基本操作
キューの操作は主に2種類あります。
エンキューとデキューです。
それぞれ見ていきましょう。
エンキュー(ENQUEUE)
キューにデータを格納する操作になります。
イメージ図は以下になります。
データを人としてみて、キューをトンネルと例えるとイメージしやすいです!
デキュー(DEQUEUE)
キューのデータを取り出す操作になります。
イメージ図は以下になります。
最初に入っていたデータAを入れていたので、データAから先にでていきます。
スタックとの違い
大きな違いは、「データの取り出し方」になります!
スタックはデータを最後に入れたものが最初に取り出され、
キューはデータを最初に入れたものが最初に取り出されます。
ここさえ理解しておけば大丈夫です!!!
まとめ
今回はデータ構造の基本的な構造の一つであるキューについて解説しました!
一番最初に入れたものが一番最初に取り出せる
ということを覚えておけば、似た構造であるスタックとの違いがわかるので大丈夫です!