Processing入門|変数について解説

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「変数ってよく聞くけど結局何なの?」

「変数を使うときはどうやって書けばいいの?」

この記事は、そんな疑問を持つ方に向けて書いています。

私が大学や本で学んだことをわかりやすく図や例を用いて解説していきます!

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変数とは?

簡単に説明すると、記憶を保存するための場所のようなものです。

計算して出した値をメモリに保存しておくことで、使いたいと思った時に後で利用できるようにするためのものです。

私たちは、たくさんの情報を扱っていると、どれが何の情報だかわからなりますよね(笑)

そこで、ファイルのようにラベル付けすることによって、後で見返した時に何の情報であったかを思い出すことができるのです。

変数はこの考えと同じで、何の情報なのかを名前をつけてその値を保存するものなのです。

変数をファイルで表し、その変数に値が入っている状態のイメージ図になります。

ここまで読んでいただくと、変数についてのイメージがついてきたと思います。

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変数の使い方

それでは変数の使い方をステップごとに説明していきます!

変数の名前をつける

まず、変数に名前をつけます。ここでつける名前は、後で使う時にどんな情報だったのかがわかるようにつけましょう。

極端な話ですが、横の長さを記憶するための変数に「height」と書いてしまうと後で高さを入れたものだと勘違いしてしまいます!

なので、横の長さを記憶するための変数には「width」と名前をつけましょう。

注意点

✳︎名前はアルファベット1文字以上でなければいけません。

(数字は2文字以降であれば含んでも大丈夫です。 例:「x1,width1」)

✳︎変数は同じ名前を使うことはできません。後で見るときにどっちがどっちの値を入れていたのかが判断できなくなります。

(例: 二つの四角形の高さを「h」には5,「h」には3と入れても機械は同じ「h」と判断するためわからなくなります。)

また、変数にはどんな情報が入っているのかを定義する必要があります。

int型整数(-10,0,5,100)
float型実数(5.9,3.14,9.81479)
boolean型真偽(true, false)
string型文字列(“hello”, “width”)

このように、変数に何を入れるかによって定義する時の型が異なります。

横の長さを入れる「width」は実数を入れるので、

float width;

と宣言します。 

変数に値を入れる

用意した変数の中に値を代入していきます。

先ほど横の長さを入れる「width」という変数を用意したので、

width=6;

と値を入れます。

変数の値を参照する

値を入れたら、使いたいと思った時にその変数を書くことで利用できます。

先ほど値を入れた「width」の半分の長さを「w_half」に入れたいときに、

w_half=width/2;

と書くことで「width」の値を参照して「w_half」に半分の値を入れることができました。

実際に書くときのイメージ

processingで実際に書くときの例を出します。

int x;
int y;
string h="hello";

x=10;

y=x/2;

変数を宣言することでファイルの名前と、どんな値が入っているのかがわかります。

Yにはまだ値が入っていないので、空白の状態になっていますね♪

最後の行でYにXの値の半分を入れているので、Yに整数の5が入りました!

まとめ

今回は、変数とは何なのか、使い方について解説しました。

さらっと割り算を使っていますが、四則演算について詳しく解説したものがあります!!

気になる方はぜひ上記事を見てください!!

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