「プログラミングで計算する方法を知りたい」
「演算子とは何?」
この記事は、そんな疑問を持つ方に向けて書いています。
私が大学や本で学んだことをわかりやすくまとめてみました!
足し算、引き算などの演算処理を一緒にできるようになりましょう♪
演算、演算子とは?
足し算や引き算、比較などの計算することを「演算」と言います。
ちなみに、コンピューターの5大機能と呼ばれる主要な装置の一つに演算装置とされています。(残り4つは、入力装置、制御装置、記憶装置、出力装置)
また、プログラミングで演算を行うときに使う記号のことを
「演算子」
と言います。
演算子の種類
まず、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)の方法を紹介します。
こちらは手で書く時とほぼ変わらないので、わかりやすいと思います。
計算 | 演算子 | 使用例 |
足し算 | + | x=y+z; |
引き算 | – | x=y-z; |
掛け算 | * | x=y*z; |
割り算 | / | x=y/z; |
割り算の余りだけを知りたい場合は、「%」を使って、
x=y%z;
のように使用します。
次は、単項演算子と代入演算子、論理演算子になります。
意味 | 演算子 | 使用例 |
1ずつ足す | ++ | x++ |
1ずつ引く | — | x– |
右辺の値を左辺に代入 | = | x=y |
かつ(AND) | && | if((x==y)&&(z==a)) |
または(OR) | || | if((x==y)||(z==a)) |
ではない(NOT) | ! | if(!(x==y)) |
「=」は等しいという意味ではなく、
左に右と同じ値を入れるということに注意しましょう!
最後は、比較と算術代入の演算子になります。
意味 | 演算子 | 使用例 |
等しい | == | x==y |
異なる | != | if(x!=y) |
未満 | < | if(x<y) |
より上 | > | if(x>y) |
以下 | <= | if(x<=y) |
以上 | >= | if(x>=y) |
加算代入 | += | x+=1[x=x+1と同じ] |
減算代入 | -= | x-=1[x=x-1と同じ] |
除算代入 | /= | x/=2[x=x/2と同じ] |
剰余代入 | %= | x%=2[x=x%2と同じ] |
乗算代入 | *= | x*=2[x=x*2と同じ] |
算術代入演算子(加算代入や減算代入)はコードを短くするためのものなので、
最初のうちはわかりにくければ使わなくても大丈夫です!(後から見直す時にわかるのが重要です。)
演算子の優先順位
数学でも「足し算より掛け算を先にする」ように、
異なる演算子間で計算の順序を決めるための優先順位があります。
上から順に優先されるので注意して書きましょう。
名前 | 記号 | 使用例 |
かっこ | () | x+(y+z) |
単項 | ++ — ! | x++ |
乗除 | * / % | x*y |
加減 | + – | x+y |
関係 | < > <= >= | if(x>y) |
等号 | == != | if(x==y) |
代入 | = | x=3 |
まとめ
演算の優先順位を間違えて覚えていると、思ってた内容と違う結果が出てきたりするので、しっかりと理解しておきましょう。
他にも条件分岐について解説していますので、よければこちらもご覧ください。